小林義則さん

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小林義則さん

小林義則さん

「みのり焼き」を庶民食へ。
ホルモンの美味しさを追求する若き二代目

焼肉居酒屋みのり
二代目 小林義則さん

会った瞬間に、ぱっと明るい雰囲気を作ってくれる小林義則さんは、須坂市にある焼肉居酒屋「焼肉みのり」の二代目です。
ここの名物、豚ホルモンと玉ねぎを秘伝のタレで漬け込んだホルモン焼「みのり焼き」を庶民の味にしようと、さまざまな方向からアプローチ。
現在ではマスメディアにも多く取り上げられる有名店です。
名物「みのり焼き」についてたっぷりと伺ってきました。

小林義則さん

焼肉みのりを創業したのはいつですか?

昭和46(1970)年に創業しました。
初めは日本料理を学んできた初代が食堂をはじめたのですが、店を借りた場所がもとは焼肉屋だったこともあって、引き継いで焼肉料理も出すようになりました。

みのり焼きをはじめたきっかけを教えてください。

初代が店の看板メニューを探していたとき、ホルモンを使ったメニューを作ろうと考案しました。
何度も試行錯誤を繰り返した結果、現在の形となったんです。
通常のホルモンは牛を使うことが多いと思いますが、隣町に豚の処理場があったことから新鮮な豚のホルモンが毎日手に入ったこともあって、豚を使用しています。
この料理が出てだいぶ経ちますが、「みのり焼き」と名前を付けて出すようになったのは、今から10年くらい前になります。


素材、味付けに対するこだわり

素材に関していうならば、ホルモンは使う日の朝仕入れたものを使用しているので、とても新鮮です。
また、通常「ホルモン焼」というと、味噌ベースの味付けを想像する方が多いと思いますが、当店は日本料理の味からヒントを得て、醤油ベースに数種類の調味料を合わせた秘伝のタレを使用しています。
このタレがホルモンやタマネギの旨さを最大限に引き出してくれます。
あと、通常のホルモン焼と違うのは、鉄板を使用しているという事ですね。この鉄板も、みのり焼き専用のオリジナルの鉄板で、焼くというよりは炒めて食べるような形です。

みのり焼き

義則さんが二代目として店を継ごうと思ったきっかけはあるんですか?

特にないですね。
ただ、小さい頃から店のカウンターに行ってはお客さんと話すことが好きだったんですよ。
話していると、お客さんから「おまえがいつか継ぐんだよな」って良く言われていて。
だから、継ぐ事が当たり前に感じていました。


みのり焼きはネット通販もしているんですよね。

そうです。みのり焼きをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、ネット通販をはじめました。
漬け込んであるので、フライパンで炒めれば気軽にみのり焼きが味わえます。
ホームページ:http://www.minoriyaki.com/
楽天サイト:http://www.rakuten.ne.jp/gold/minoriyaki/

小林義則さん

ホームページのなかで、「やればできる特別セット」がありますが、すごく面白いですよね。

もとは、帆布前掛けを販売したいと考えて始まった企画なんです。
そのときに帆布前掛けを利用するのはどんな人かなと想定した時に、確実に男性だろうと考えたんです。
普段は前掛けをしないお父さんたちが台所に入ってみのり焼を作って家族からの評価を上げるようにできたら、という思いから「やればできる特別セット」と作ったんです。
中には帆布前掛けとみのり焼(500g)、夫の地位を向上させる心得が入って5,800円(送料込)。
このサイトを見たテレビ局からの取材などもあったりして、結構反応がありましたね。

他にもみのり焼きに合うお酒を探す「みのり焼き女房探し」なんてページもありますよね。

実は、私はお酒をあまり飲むことができないんです。
でも、こういったお店をやっていくうえでお酒の味は知っていないと駄目だなと。
そこで、みのり焼きに合う酒を探しつつ、自分も銘柄や味の勉強をしようと思い立ってはじめたページです。
既に20銘柄以上の蔵元のお酒を紹介していますね。
飲み比べるうちに味の違いも分かるようになったり、自分の好みの酒に出会えたりと、とても面白いです。

湯豆腐

お店では、みのり焼き以外にどういった料理を出しているのですか?

メインはみのり焼きをはじめ、焼肉が中心です。
ただ、焼肉というのは四季感がな いんですよね。
もともと初代が日本料理を勉強してきた人なので、魚や野菜料理で四季感を出すようにしています。
これからの寒い季節は湯どうふ(1人前450円)もおすすめですよ。


みのりの客層

店を切り盛りしているのが初代と二代目の私なので、20代から80代まで本当に幅広いです。
小さい頃は親に連れられてきた子が、今は成人してお酒を飲みながらみのり焼きを食べていたり、とか。
長年通い続けてくれる常連さんも多いです。

今後考えている展開などを教えてください。

やっぱり「みのり焼きを全国の人に知ってもらいたい」という事ですよね。
そのための一環としてネット通販も行っています。
あとは、お店に来てくれた人とのコミュニケーションをもっともっと増やして来た人に楽しんでもらえたらと考えています。
そのために現在企画中の案があるんですが、それは楽しみにしていてください。

記事協力
焼肉居酒屋みのり

記事:久保田香織
写真:滝澤敏、他


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